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Drama
クランクインリポート
恋×家族×ゴハンが織り成すホームドラマ いよいよ開幕!!
吉田鋼太郎『ずっと演じ続けていたい』
あの伝説のホームドラマが2年ぶりに帰ってくる!
4月6日(土)から始まる吉田鋼太郎主演、東海テレビ・フジテレビ系全国ネット土ドラ『おいハンサム!!2』。
吉田が演じるのは、ただひたすら娘たちの幸せを祈る父・伊藤源太郎で、「分身のようで、ずっと演じ続けていたい役」と語る。続編にかける吉田のコメントと撮影リポートをお届けする。
本作は、吉田演じる父・伊藤源太郎と、幸せを求めさまよう三姉妹・長女・由香(木南晴夏)、次女・里香(佐久間由衣)、三女・美香(武田玲奈)。そして全てを包み込み、時に受け流す母・千鶴(MEGUMI)の伊藤家5人が織り成す、恋と家族とゴハンをめぐる見たことのない最新コメディ。の続編で、6月21日には映画も公開される。
個性豊かな登場人物たちの言動にゲラゲラ笑えて、何気ないゴハン風景にお腹がグウグウ鳴り、源太郎の説教がグサグサと心に刺さる本作の魅力は、吉田のコメントや撮影現場にあふれていた!
セリフ“変更の嵐”も現場の「ライブ感」を楽しむ吉田
吉田のクランクインは、源太郎が勤める会社・鵯越(ヒヨドリゴエ)コンサルティングからスタート。台本を手に現れた吉田は、立ち位置まで歩く間、スタッフに何度も「おはようございます」と頭を下げていく。
撮影開始に向けスタッフがせわしなく動く中、吉田は部下役の俳優たちに優しい微笑みを送った後、一人静かに目を閉じ、持っていた台本を開くことなく、セリフを確認するかのように口元を動かしている。

主役にして上司役である吉田のその真摯な姿勢に、少し離れた位置から憧れの眼差しを送る部下役の俳優たち。吉田は現場に入ってものの数分で、Season1と変わらない鵯越コンサルティングの雰囲気を作り出していた!

そこにSeason1からのレギュラー陣で、源太郎の取引先で公私ともに仲の良い大森(浜野謙太)と大森の部下・渡辺(太田莉菜)が合流。脚本・演出の山口雅俊が立ち位置を指示し、俳優たちの動きを見ながら台本にないセリフを次々付けていく。そんな“変更の嵐”はSeason1からおなじみの光景なので誰一人驚かない。
むしろ、吉田をはじめ俳優たちは、その変更を「ライブ感」と口々に言い、撮影を楽しんでいた。

第1話「体の自由を50%奪われた」コルセット演技に注目!
それについて吉田は「シーズン1の方が大変だった。今回はもう慣れたのかもしれないですね(笑)。その場でセリフを覚えるということはアドリブをやる余裕もなく、セリフを言うので精一杯だという心残りが前作では少しはあった。でも、オンエアを見ると、むしろ芝居を何もしない方がいい場合が映像にはあると気づいたんです。山口さんは長年役者をやっている自分の、演技のやり方を少し変えてくれた恩人ですよ」と感謝の気持ちを語った。

第1話の注目ポイントのひとつは、寝違えて首が回らなくなりコルセットをすることになった源太郎だ。鵯越コンサルティングのシーンでも“コルセットをしているがゆえの言動”が新しいセリフとして加わったのだが、その表現の可笑しさに撮影中スタッフは笑いを必死にこらえていた。
コルセットをつけて行う演技について吉田は「体の自由を50%ぐらい奪われる演技はしんどかったですね~。なかなか難敵でした」と苦笑い。
とはいえ、百戦錬磨の俳優・吉田だ。そのシーンは是非注目して欲しい。
吉田「家族味が出てきた」 伊藤家シーンにニヤニヤが止まらない
吉田と三姉妹役の木南・佐久間・武田、母親役のMEGUMIの5人揃ってのSeason2の撮影は、伊藤家の居間のシーンから始まった。芝居が始まると見事に2年前と変わらぬ伊藤家が展開された。
例えば、居間の食卓に皿を並べながら皆でしゃべるというシーン。ここでも吉田はコルセットをして演技をしているのだが、そのトリッキーさとは別に、姉妹で会話をしなくても自然に手分けして皿を並べる手際や家族の距離感や空気感、各人のセリフの言葉のチョイスに「おいハンサム」ファンなら「そうそう、伊藤家ってこういう感じ!」と思わずニヤニヤしてしまうだろう。

また別の日に撮影された、5人がテレビを見ながら芋けんぴを食べているというシーンでは、畳の上での座り方ひとつ、芋けんぴの取り方や食べ方ひとつとっても全員が個性を出している。ある者はガサッと手に取ったうえで食べ始め、ある者は菓子入れから1本ずつ取って食べるというふうに、それぞれの役の性格まで表現しているのだ。

伊藤家の女性陣について、吉田は「Season1の時はほとんどの方が初顔合わせのようなものだったので、演技中も待ち時間も何となく探り合いといった印象でした。Season2では少し気持ちがほぐれて、待ち時間も少し冗談を言えるような関係に。気心が知れた分、前回より家族味が出てきたんじゃないかな。娘たちも母さんも、役に同化している感じがすごくしたし、それぞれがちゃんと実生活の重みみたいなものを反映させられる素晴らしい俳優さんたちでした」と感心しきり。
家もゴハンも伊藤家をより味わうための重要な脇役!
また、伊藤家の撮影現場である古民家について吉田は「素晴らしいお家なんですよ。実際に長く使われていた民家なので、セットでは絶対出せない古さがある。伊藤家の空気感はこの家じゃないと出せないだろうなと行く度に思いますね」と絶賛。

さらに、撮影中に印象に残ったシーンについては「やっぱりゴハンが出てくるシーンですね。この作品はゴハンもひとつの売りなので、そのシーンとなると山口さんがいつも以上に気合が入る。豆腐の位置ひとつにも時間をかけ、テイクも重ねる。伊藤家の誰一人文句は言わないけれど顔がちょっとイラッとしてくる(笑)。普通のドラマなら、そんなにこだわらないところにこだわる。でも、そういうゴハンへの最後のこだわりが実は大事で、このドラマならではだと思いますね」と誇らしげに語った。
「源太郎は自分の分身みたいでずっと演じ続けていたいと思う役」
最後に、源太郎という役について吉田は「もう自分の分身みたいで、演じていて非常に無理がなく、ずっと演じ続けていたいと思う役。だから『おいハンサム!!』が自分の代表作か?と誰かに聞かれたら、そうです!と答える役に今なっていますね」とビッグスマイルで締めてくれた。
今回お届けした撮影シーンは、すべて第1話で登場予定。吉田が2年ぶりに源太郎をどう演じたのか?三姉妹の恋模様にどんな変化があったのか?はたまたないのか!?そして毎話恒例の“源太郎の説教”テーマとは?
というわけで、まもなくあのコールが届きます!
「伊藤家リモート会議が招集されました。皆様奮ってご参加下さい!」
土ドラ『おいハンサム!!2』 4月6日(土)よる11時40分スタート
